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シックハウス症候群とは?
シックハウス症候群とは、新築住宅やリフォーム(改装工事)後に、
建材(家具・合板等)
から室内に発生する化学物質等による室内空気汚染(下記参照)が原因で、
健康を損なう事とされていますが、その定義は明確ではありません。
日本では、1970年に建築物の衛生的環境の確保に関する法律が定められ、
空気環境については、基準が決められました。
さらに、必要換気量の規定が設けられております。
しかし、化学物質を含む建材が用いられており、高気密化仕様の新築住宅では、
シックハウス問題がまったくないわけではなく
常に換気を心がける必要があります。
主な
症状 |
シックハウス症候群を
起こす物質 |
お勧めの
建材 |
頭痛 |
ホルムアルデヒド |
珪藻土 |
喉の痛み |
トルエン |
漆喰 |
眼の痛み |
キシレン |
エコカラット |
鼻炎 |
パラジクロロベンゼン |
嘔吐 |
木材保存剤 |
呼吸器障害 |
可塑剤 |
めまい |
防蟻剤 |
皮膚炎 |
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シックハウス対策
新築の場合は、シックハウス症候群えお起こす物質の少ない建材や
建具を選ぶようにしましょう。
また、入居時には、換気扇を回したり、
窓を開けてこまめに換気することを心がけましょう。
押入れやタンス等の扉も開けましょうね。
注意
建築基準法より、F☆☆☆☆(フォースター)の建材は、
無制限に使用していいことになっていますが、
F☆☆☆☆は、あくまで低ホルムアルデヒドであり、無害ではないと言う事です。
【F☆☆☆☆=安全】は、間違っていますので気付けてください。
F☆☆☆☆でも換気は必要ですよ。
建築材料の区分 |
表示記号 |
ホルムアルデヒドの
発散速度 |
内装仕上げ
の使用制限 |
建築基準法の
規制対象外 |
F☆☆☆☆ |
0.005mg/(u・h)以下 |
使用制限ナシ |
第三種ホルムアルデヒド発散建材 |
F☆☆☆ |
0.005〜
0.020mg/(u・h) |
使用面積が
制限される |
第二種ホルムアルデヒド発散建材 |
F☆☆ |
0.020〜
0.120mg/(u・h) |
第一種ホルムアルデヒド発散建材 |
F☆ |
0.120mg/(u・h)超 |
使用禁止 |
室内環境基準 |
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項 目 |
基 準 値 |
浮遊粉塵 |
0.15mg/m3以下 |
一酸化炭素(CO) |
10ppm以下 |
炭酸ガス(CO2) |
1000ppm以下 |
温度(居室) |
17℃以上28℃以下 |
相対湿度 |
40%以上70%以下 |
気流 |
0.5m/秒以下 |
新築住宅・リフォーム後に入居される方は、十分換気に気を配ってください。
また、賃貸だからといって安心は出来ませんよ。
新しく入居する際は、床・壁・天井の仕上げ材
(クロス・フローリング・カーペットなどなど)
の張替えに使われる接着剤からも化学物質は出ていますので換気には、
十分気をつけてくださいね!
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